コナミHDユーロ円CB:予約権発生はほぼ確実


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コナミホールディングス<9766>2022年12月償還の転換制限条項付きユーロ円CBに、
予約権が発生する可能性が濃厚だ。すでに株価の水準が(23日:6,640円)と、条件価格(5,655円)を約1,000円上回っているためだ。なお、同CBの転換制限条項は、四半期最後の20連続営業日における終値(株価)が5,655円(行使価格の130%)以上だった場合に予約権が発生し、翌四半期に行使することができるという内容だ。

<同社130%転換制限条項付き2022年12月償還ユーロ円CBの基本情報>
発行日:2015年12月3日
転換期限:2022年12月8日
償還日:2022年12月22日
転換価格:4,349.5円
発行額(残額):100億円(100億円)
130%転換制限条項:2022年9月22日までは、四半期最後の20連続営業日における終値(株価)が5,655円(行使価格の130%)以上だった場合、翌四半期に予約権を行使することができる。

乖離率はほぼ0%に縮小、予約権発生は転換のサイン
転換期限の2022年12月までは残存年数が1.5年以上残っているものの、乖離率がほぼ0%で推移しているため、予約権が発生すると転換が始まる可能性が高い(図参照)。
同CB100億円(転換価4,349.5円)
は229.9万株に相当する。しかし、同社は自己株式を既に1,028.6万株保有しているため、転換には自己株式が用いられると思われる。そのため、新株発行にともなうEPSの希薄化懸念はなさそうだ。
株価はすでに転換が意識され、上値が徐々に切り下がっている。すでに市場では転換にともなうヘッジ売りが出ている可能性がある。

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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