来年の日本市場は円高、株高


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インフルエンザにかかりました。当初の検査ではコロナ、インフルともに陰性でしたが、熱が下がらなかったため、数日後に再検査。その結果インフルが陽性。10日間ほど寝ていました。今は完治し、普段に戻りつつあります。来週からはジムを復活!ということでブログの更新ができませんでした。

 

 

〇カナダ

昨日、カナダ国債利回りが雇用統計を受け急騰。10年ゾーンまで18~20bp上昇。カナダは利上げに転じる可能性が高まっています。カナダ国債と米国債との金利スプレッドが縮小。CANドルに資金が流れています。今後のカナダドル投資は面白そうです。

 

 

〇米国クレジット:リスクオン

米国クレジット市場はリスクオンの動き。ジャン債に資金が流れています。

 

 

〇米国株;キャタピラーが史上最高値更新

高水準で推移している米国株。今週は半導体指数やIPOETFが前週比3%以上上昇(S&P500は0.31%)。

個別ではキャタピラーの株価が史上最高値を更新。時価総額は約43.83兆円です。キャタピラーが買われている要因はデータセンター向けの小型タービン需要の高まり。現在の予想PERは32倍と割高ですが、GEベルノバは85倍なのでまだまだ上昇余地があるかもしれません。

 

〇日本株:割安銘柄は内需、バリューが狙い目

来年は金利正常化の流れから日本の政策金利が1.5%、10年国債利回りが2.5%まで上昇する可能性があります。日本の金利はインフレに対し、低すぎます。利上げは小型株にとってはマイナス。一方、資産潤沢な企業にとってはプラスに働きます。来年は為替が円高(個人的には135円ぐらいを予想)に進むでしょう。今の為替水準はおかしいので調整が入るでしょう。

となると、輸出関連企業の業績にはネガティブ材料です。しかし、日本企業の株価水準が低いので、世界の機関投資家の資金が日本の株価を支えることになるでしょう。

バリューの他では軍需関連が注目されそう。既に割高な水準ですが来年もテーマとなりそう。

 

 

〇日本債券市場:2年国債金利が1.05%

ついに2年債金利が1%乗せ。日銀の政策金利の上昇を織り込んでいます。日銀は12月の会合で25bpの利上げを実施するでしょう。利上げは来年以降も続き、4月には1%に引き上げられるでしょう。

 

 

それに伴い、住宅ローン金利も上昇。10年固定で5%、変動で3.5%~4%程度に上昇するのではないでしょうか。金利上昇にともない、住宅価格は下落に転じるでしょう。

政府が住宅価格の上昇を止めようとしております。

 

 

〇インド株:IPOブーム

インド中央銀行は政策金利を0.25%引き下げ5.25%としました。インフレ率が0.7%、成長率は8.2%。今後も利下げは続くでしょう。なので、今年のインド投信はボロボロですが、長期目線で投資は継続しましょう。将来的にルピー高、株高が期待できるからです。

 

インドではIPOブームが続いています。ソフトバンクが支援する電子小取引所MEESHOの応募倍率は機関投資家の参戦から79倍超まで上がりました。

この銘柄にはシンガポール政府、SBIファンド、ブラックロックがIPOアンカーとなり1株111億ルピーで244億ルピーを調達しています。

インプライドボラ高まってますね。寄り付き高値かな。

 

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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