日本空港ビルデングユーロ円CB続伸、7ヶ月で6.9円の利益


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羽田空港ターミナルビルの家主である日本空港ビルデング<東証コード:9706>のユーロ円CBが株価上昇を背景に急伸し、年初来高値104.412円を付け、5月の安値から6.9円上昇した。

〇CB利回りが2040年9月償還3回債を0.6%上回る場面もあった

新型コロナの影響で株価の低迷を受け、CB価格が額面を下回って推移していたため、利回りが国内最長債2040年9月償還の3回債を上回る場面があった(図1参照)。

残存年数が短く利回りが高いため、利回りCBとして魅力的な水準だった。

 

しかし、11月中旬の株価急伸をきっかけに一転、CB価格が上昇に転じた。

昨日のCB価格は104.412円と年初来の高値を付けた。5月の安値から6.9円上昇した(図2参照)。

〇利回りCBから卒業したものの、転換するためには大きな壁が

CB価格が額面を上回ったため、利回りCBを卒業し、転換に向けて歩みだした。株価は上昇したものの転換価格7,817.8円まで程遠い水準だ。

また、転換するためには大きな壁が存在する。それは、このCBに設定されている転換制限条項だ。2021年12月4日までに予約権を行使するためには、四半期の最後に取引が終了する20連続取引日において、株価の終値が転換価格の130%(10,164円以上)を超える必要がある。

今期は株価が制限条項の条件価格を下回っているため、来年1月から3月にかけて株式に転換することが出来ない。

転換するには至っていないものの、今回のケースではCBの魅力①社債としての下方硬直性、②株価との連動性が短期的に享受できたケースと言える。

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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