新興国のドル債利回り低下一方、米国債とのスプレッドは拡大


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ブラジルやメキシコなどの新興国のドル建て国債利回りが、年初来最低水準を更新した。

米国債との金利差は拡大しているため、米国債と比較すると割安感がある。

〇中期ゾーン中心に利回り低下

 

新興国のドル債金利は中期ゾーンが買われ、利回りが低下している(表参照)。

昨日年初来の最低利回りは2年債がウクライナとブラジル、インドネシア、5年債はメキシコとブラジルが更新した。

利回りを昨年末と比較すると、新興国のドル債利回りは2年や5年の低下幅は

ブラジルやインドネシアなで1%を上回っている。

米国債と比較すると米国金利の低下幅を下回っていた銘柄はこの表ではメキシコ5年債のみだった。

新興国の多くの国で金利は低下しているものの米国債とのスプレッドは

拡大した。

 

2年債 トルコ ウクライナ メキシコ ブラジル インドネシア 米国
2019年末 3.31% 3.95% 2.21% 2.02% 2.00% 1.57%
12月17日 3.61% 3.15% 1.49% 0.71% 0.77% 0.12%
変化 0.30% -0.80% -0.73% -1.31% -1.23% -1.45%
年初来最低 3.00% 3.15% 0.69% 0.71% 0.77% 0.11%
5年債 トルコ ウクライナ メキシコ ブラジル インドネシア 米国
2019年末 4.99% 5.36% 2.65% 3.25% 2.49% 1.69%
12月17日 4.75% 4.63% 1.12% 2.06% 1.30% 0.38%
変化 -0.24% -0.73% -1.53% -1.19% -1.19% -1.31%
年初来最低 4.10% 4.39% 1.12% 2.06% 1.20% 0.19%
10年債 トルコ ウクライナ メキシコ ブラジル インドネシア 米国
2019年末 6.13% 6.45% 3.28% 3.72% 2.89% 1.92%
12月17日 5.59% 6.09% 2.69% 3.21% 2.03% 0.93%
変化 -0.54% -0.36% -0.59% -0.52% -0.87% -0.98%
年初来最低 5.39% 5.63% 2.60% 2.86% 1.85% 0.51%

 

 

〇エマージングETFは株、債券ともに高値更新

エマージング株式ETF、エマージングドル債ETFともにETF設定日以来の高値を付けた(図参照)。

エマージング株式ETFは2003年4月、エマージングドル債ETFは2007年12月に設定された。

今年のパフォーマンスはエマージング株式ETFが15.61%、エマージングドル債ETFは4.9%でした。

それぞれの指数はダウ平均の6.18%、ハイイールドETFの3.6%を上回る好成績だ。

債券市場では、新興国のドル債と米国債の金利差が広がっているため低下余地はありそうだ。

 

 

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投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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