株価暴落のSAP、社債は反応薄


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ドイツ市場に上場しているSAPの株価が暴落した。しかし、債券市場は冷静に受け止めているようだ。

 

〇債券市場は反応薄

SAPはユーロ建て債券を発行しているが社債の動きは限定的だった。株価が20%以上下落したものの債券利回りの上昇は2から5bp程度と限定的だった(図1参照)。

 

〇5月起債銘柄のスプレッドは起債時を下回る水準

5月11日に起債された3銘柄のスプレッドは、起債時を下回る水準で推移している。

3銘柄のLスプレッドは前日比4bp程度拡大したものの、5月の起債時を大きく下回る

水準で推移している(表参照)。他の銘柄についてもスプレッドの急変は確認されていない。

株式市場では前日124.9ユーロだった株価が厳しい業績見通しの発表が嫌気され97.5ユーロに暴落したため社債市場の動きが注目されていた。

(bp)
  起債時 10月23日 10月26日
0%2023年5月債 35.00 22.55 26.15
0.125%2026年5月債 50.00 24.05 28.53
0.375%2029年5月債 65.00 30.54 34.83

 

株価とクレジットは負の相関関係にあるため、今後の動向が注目される。株価がこのまま下落に転じると社債のスプレッドは拡大する可能性があるためスプレッドの変化を注視する必要がありそうだ。

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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