テスラ≒トヨタ+ソフトバンクG


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テスラ<コード:TSLA>の株価が史上最高値を更新した。この上昇で時価総額は36.25兆円になった。これはトヨタとソフトバンクGの時価総額の合計に匹敵する金額だ。

テスラは転換社債3銘柄を起債している。株価が転換価格を大きく上回っているものの3銘柄ともに転換は進んでいない。

3銘柄の潜在株式数の合計は755万株に相当する。転換が始まると株価の勢いが止まる可能性がある。

〇テスラとトヨタ+ソフトバンクGの時価総額

図はテスラとトヨタ+ソフトバンクGの円換算での時価総額の推移を示している。

昨日時点の時価総額はテスラが36.25兆円、トヨタとソフトバンクGの合計が36.38兆円・

差額は0.125兆円に縮小した。

〇転換社債

表はテスラの転換社債3銘柄の詳細だ。

 

CPN 償還日 転換価格 理論価格 価格 乖離率 発行額
1.25% 2021年3月1日 $359.8676 $510.0876 $492.00 -3.545% $1,380,000,000.00
2.38% 2022年3月15日 $327.5038 $560.4943 $543.42 -3.046% $977,500,000.00
2% 2024年5月15日 $309.8277 $592.4712 $592.63 0.026% $1,840,000,000.00

 

いずれの銘柄も株価が転換価格を大きく上回っているものの転換は進んでいない。

しかし、株価が転換価格を上回っていればいずれ株に転換される。

株価が転換価格を上回っている状態であれば転換は残存年数が短い銘柄から進む。

3銘柄の中では1.25%2021年3月1日償還債がそれに該当する。

昨日のテスラの株価は1835.64㌦だ。これに対し転換価格は359.86㌦。株価は転換価格の5倍強という水準だ。

残額は残存期間が6カ月程度であるものの、発行額13.8億㌦の内、13.79億㌦だ。

額面13.79億㌦は270万株に相当する。

 

図はCB3銘柄の乖離率の推移だ。

乖離率は0%を挟んで推移している。つまり、転換がいつ始まってもおかしくない状況だ。

 

テスラの予想PERが230倍弱と割高な水準だ。転換社債の転換が株価の勢いを止めるかもしれない。

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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