暗黒の月曜日がやってきたら追い返してやれ! 日本株は割安だ!


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なんてこった。米国雇用統計の雇用者数が大幅に下方修正。資本市場では、国債金利が急低下する中、株式市場は急落。為替はドル金利の急低下をうけドルが売られ、ドル円は150円台から一気に147円台に下落。

ダウの終値は前日比542ドル安、ナスダックは472ポイント安。

株式市場の水準を測る指数の1つにイールドスプレッドがあります。これは、10年国債の利回りから株式指数のPERの逆数を引いたもの。米国株指数のS&P500 のイールドスプレッドは0%と、株式市場に割高感があります(TOPIXはマイナス4.4%)。割高の解消は、企業業績の上昇、利下げ、株式指数の下落の3つに1つです。次回のFOMCで利下げが実施されるかが注目です。

昨日の米国債市場は、ブルフラット。2年国債金利が0.27%低下する中、10年債利回りは0.15%下がりました。10年と2年の金利差は0.53%に拡大。これは利下げ期待の動きです。

・米国クレジット市場:リスクオフ

米国クレジット市場はリスクオフの動き。国債金利は前週比大幅に低下したもののジャンク債の利回りは上昇。残存5年のA格債利回りが0.15%低下する中、BやBB債は利回りが上昇。ジャンク債と国債の金利差は拡大。株式市場では、金利上昇に敏感な小型株指数が下落。小型株指数であるラッセル2000の下落率は4.17%とナスダックの2.17%、S&P500の2.36%を大きく下回っています。

・米国株式市場:あかん

米国市場はリスクオフの動き。資金は株式市場から国債や投資適格債に流れています。

 

・日本株;大丈夫

来週の東京市場は、東京エレクトロンショックに加え、米国株の急落を受け泣きっ面に蜂。

大型ハイテク銘柄を中心に下落しそうです。一方、日本の株式市場には、割安銘柄がどっさり存在しています。例えば昨年8月のIHIや川崎重工の予想PERは米国のグラマンやレイセオンが20倍程度で推移している中10倍程度で推移していましたが現在は両銘柄とも22倍程度とグラマンやセイレオンと同水準まで株価が上昇。

この流れで世界第二位の建機メーカー、コマツの株価が修正されるかに注目しています。

キャタピラーの予想PERが22倍に対し、コマツは12倍、サンドビックは18倍です。サンドビックの営業利益はコマツの半分程度ですが時価総額はほぼ同じ水準の4.4兆円。

 

コマツの株価が安値で放置されているように見えます。

日本市場は割安。

政治があいかわらずグタグタしていますが、高市総理が誕生すれば世界の投資資金が日本にやってきますよ。

・インド

先週に続きインド投信から資金が流出中。好調な日本市場を背景に投信の解約が出たのでしょうか。各投信の純資産が数十億円単位で減少。先週の流出額は、流出額が15億円を上回った銘柄と金額は、野村インド投信が44.2億円、新光ピュアインド株式ファンドは18.0億円減少、ダイワダイナミックインド株ファンドが16.3億円、ノムラアジアシリーズノムラ印度フォーカスの15.6億円。

 

インド株式市場は、小型指数中心に下落したものの、好決算企業の株価は上昇。。

動物医療を手掛けるHESTER BIOSCIENCES LTDの株価は、インド小型株指数が2.47%下落する中、好決算が好感され株価は前週比21.19%高。コスト減が功を奏し純利益は前年同期比131%増の1.72億ルピー(前年同期:0.74億ルピー)、EPSは20.33ルピー(同:8.8ルピー)に増加。

 

 

 

 

指数 価格 騰落率  (先週比%) PER 年初来騰落率(%) 配当利回り(%) 昨年末価格
S&P BSEセンセックス 80599.91 -1.06 22.76 3.15 1.34 78,139.01
CNXニフティ指数 24565.35 -1.09 22.30 3.89 1.37 23,644.80
S&P・BSE500種指数 35598.07 -1.47 24.03 1.16 1.21 35,189.03
S&P・BSE200種指数 11137.12 -1.29 23.43 1.89 1.29 10,931.06
S&P・BSE100種指数 25730.72 -1.16 22.81 2.67 1.35 25,061.75
BSE LargeCap 9455.64 -1.21 22.52 2.88 1.37 9,191.17
BSE MidCap 45155.19 -1.79 30.71 -2.78 0.79 46,444.66
BSE SmallCap 52575.33 -2.47 28.18 -4.72 0.67 55,180.60

 

 

銘柄 価格 前週比(%) 年初来騰落率(%) 資産額(百万)
S&P BSEセンセックス 80,599.91 -1.17 3.15
T&Dインド中小型株ファンド 16,489.00 -0.61 -10.32 24,550.00
高成長インド中型株式ファンド/SMAM 13,586.00 0.24 -10.83 192,466.00
イーストスプリングインド消費関連ファンド 21,561.00 0.30 -4.42 288,908.00
HSBCインドインフラ株式オープン 18,954.00 -0.50 -8.61 335,033.10
HSBCインド小型株式オープン 9,121.00 -1.08 -11.00 1,301.00
イーストスプリングインドインフラ株式ファンド 20,125.00 -0.18 -1.82 74,199.00
HSBCインド小型株式オープン 9,121.00 -1.08 -11.00 1,301.00
野村インド株投資 45,873.00 -0.83 -9.27 453,149.00
ダイワダイナミックインド株ファンド 10,406.00 -0.54 -4.82 270,321.00
新光ピュアインド株式ファンド 18,927.00 -0.64 -4.51 232,619.00
ノムラアジアシリーズノムラ印度フォーカス 40,009.00 -0.79 -8.78 163,208.00
iTrust インド株式 23,598.00 -0.04 -5.56 101,017.00
新生UTIインドファンド 42,747.00 -1.31 -7.10 74,842.00

 

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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