ソディックの後悔、1回債にソフトコールを付ければ良かった


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放電加工機で世界をリードしているソディック(6143)が2016年4月に起債した国内CB1回債に「ソフトコールを設定していたら」と後悔しているかもしれない。

それは、1回債が償還を4月に迎えるものの、転換が進んでいないからだ。

CB起債以来の株価の高値は転換価格の1.43倍にあたる1,475円だ。

120%ソフトコールが設定されていたら転換が進んでいた可能性が高い。

<同1回債の基本情報>

起算日:2016年4月11日

転換期限:2021年4月14日

償還日:2021年4月16日

転換価格:1,032円

発行額(残額):80億円(79.81億円)

 

もし120% ソフトコールがついていたら

1回債にもし120%ソフトコールが設定されていたら転換がもっと進んでいただろう。

12月末時点の残額は発行額80億円に対し79.81億円と、ほとんど転換が進んでいない。

仮にコール発生の条件を一般的な20営業日連続して、行使価格の120%を上回った場合とするとコールが発生していたことが確認できる(図1)参照。

株価の終値は2017年9月28日から2018年2月13日にかけて99営業日連続で転換価格

の120%(1239円)を上回っていた。ソフトコールが設定されているCBはコールが発生するとコールが警戒され、転換が進む傾向にある。

転換額は2017年3月から2018年1月にかけ1,900万円

転換が初めて確認されたのは2017年3月の500万円。最後に確認されたのが2018年1月の1,000万円だ。

それ以降は転換がまったく進んでいない。

昨日26日の株価の終値は932円と転換価格まであと100円に迫っている。

残額79.81億円が773.35万株に相当するものの、同社は631万株(2020年12月期3Q)の自己株を保有しているため転換が進んだ場合、自己株式を用いることで新株の発行を142万株に抑えることができる。142万株は発行済株数の2.67%にあたるためEPSを2.67%薄めることになる。転換期限まであと53営業日に迫っている。

 

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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