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やっとお腹が正常に戻りました。今回のインド出張で、体重が2キロ減りました。ダイエットにはインドが良いかもしれませんよ。

今週、イスラエルがイランを攻撃。これにより原油価格、金、バルティク海運指数、イスラエルのCDS等が急騰。中東情勢が悪化。長期化しないことを願うばかりです。

 

〇来週の注目銘柄

中東情勢悪化懸念から、軍需、海運、金、石油関連銘柄に注目が集まりそうです。

 

バルティク海運指数は前週比16.6％、原油価格は13.0％上昇。関連銘柄に資金が流れそうです。

金は現物よりＥＴＦが良いですよ。現物の場合、利益は総合課税の対象ですが、ＥＴＦは金融商品なので分離課税（約20％）です。盗難リスクもありません。

 

 

〇クレジット市場（米国）

リスクオフの動き。ジャンク債のＴスプレッドが拡大。国債に資金が流れています。

米国経済は利下げの可能性が高まっています。2年から5年の中期債が面白いと思います。

 

〇インド市場

注目されていた5月のＣＰＩは2.82％（4月3.16％）でした。政策金利は5.5％なので、ＣＰＩと政策金利とのスプレッドが拡大。利下げ期待は高まるばかりです。

一方、原油価格が急騰したことが懸念

材料。インドは石油を海外からの輸入に頼っています。

インド国債利回りが原油高を嫌気し、中期債を中心に利回りが上昇。2年債が5.76％（前週比0.12％高）、5年債は6.08％（同0.21％高）。

 

〇日本株

来週の日本株も中東情勢に振り回されそうです。注目は石油、海運、軍需関連。バリューは売られたら買い。日本株は世界的にみて割安です。7月の選挙が楽しみです。自民党が大敗すると一時的に売られるかもしれませんが、その後の日本株は怖いものなし。日経は5万円に向けGO！！

 

データ：Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト（CMA）

国際公認投資アナリスト（CIIA）

AFP

藤井理