割安感のある東証REIT指数


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東証REIT指数の分配金利回りは4.33%(T+430bp )と米国REITの3.68%(T+275bp)に対し

、割安感がある。昨日の東証REIT指数は前日比1.7%上昇、割安感から投資家の買いが入ったようだ。

 

〇東証REIT指数の推移

東証REIT指数が前日比1.7%上昇し、6月中旬以来の水準を回復した。

東証REIT指数には商業・物流等指数、オフィス指数、住宅指数の3指数に分類されおり、

年初来のパフォーマンスが東証REIT指数下回っている指数はオフォス指数のみだ。

しかし、昨日、オフィス指数は3指数の内、上昇率がもっとも高かった(1.75%)(図1参照)。

 

 

 

 

 

〇分配金利回りは東証REITが米国を上回る

日米REIT指数の分配金利回りを比較すると、東証REIT指数の4.33%に対し

米国REIT指数が3.68%と、東証REIT指数が0.65%上回っている(図2)。

現状、一般的な社債の場合、同期間の銘柄であれば米国利回りが日本を上回っているため、REIT指数の逆転現象には違和感がある。

 

 

〇Tスプレッド比では、いちだんと東証REITに割安感

日米REIT指数の分配金利回りと10年国債との金利差(Tスプレッド)を比較すると

一段と東証REIT指数に割安感がある。

日銀が10年国債利回りを0%程度で推移するように調整しているため東証REIT指数のTスプレッドはほぼ分配金利回りと同水準だ。一方、FRBは10年債の利回りをコントロールしていないため、Tスプレッドは国債金利の影響を受けることになる。

現在のTスプレッドは東証REIT指数が4.31%に対し、米国が2.75%と1.56%東証REIT

指数が高い(図3参照)。米国から東証REITは割安に見える。

 

コロナ禍でオフォス需要は停滞しているものの東証REIT指数の分配金利回りの高さは

投資家にとって魅力的な水準と言えそうだ。

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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