LIXILのユーロ円CBは利回りCBから卒業目前


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LIXILグループ(東証コード:5938)が発行している2022年3月償還のユーロ円CB(以下では「CB」と記す)が買われ、利回りが上昇傾向にある。この銘柄は最終利回りが4月に0.8%まで上昇したが、現在0.29%という水準だ。

 

〇利回りCBから脱却を狙う2022年3月債

株価上昇を背景に、CBが買われ、額面価格に迫っている。

背景は、株価の上昇だ。株価は、昨日、年初来高値2,244円を付けた。

CBは価格の上昇に伴い、利回りが低下傾向にある。

当社が起債している社債はCBを含め8銘柄で、最長債は2030年7月償還の13回債だ。

今年のCB利回りは、社債の中で最も高い水準で推移していたが2023年12月償還の7回債に迫るまで低下した(図参照)。

昨日のCB価格は99.60円だ。つまり、あと0.40円上昇すれと利回りが0%となる。

それ以上の上昇は株価の上昇期待次第だ。

〇転換にはほど遠いCB

転換価格の3,746.60円に対し、昨日10月19日の終値が転換価格にほど遠い2,220円で理論価格は59.25円という水準だ。

CBの転換には株価が転換価格を上回る必要がものの、起債されて以来一度も転換価格を上回っていない(図参照)。

株価は、年初来高値を更新した。しかし、まだまだ転換価格に届かない水準だ。

 

〇乖離率は縮小傾向

乖離率は、CB価格の上昇に伴い縮小傾向にある。

一時、株価の急落を受け250%台まで拡大した乖離率は、現在では60%台で推移している(図参照)。

CBの転換は、株価が転換期限までに転換価格を上回る必要がある。

転換期限は2022年2月18日、転換価格は3,746.60円だ。

このCBの起債額は600億と大型のため、ダイリューションが懸念される。

しかし、2021年3月1Q 時点ですでに転換に対応できる自己株式を保有している。

あとは転換を待つのみだ。

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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