【クレジット市場と株価が分断化】


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ドル建てCoCo債のトータルリターンインデックスが年初来の高値を付けた。

銀行株は低迷しているものの、クレジット市場が堅調に推移している。

一般的に株価が下落するとクレジットが悪化するためCoCo債に売りが出るため指数は下落する。

 

昨日の株式市場ではスペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)の株が年初来安値をつけた。しかし、クレジット市場ではCDSがタイト化し、CoCo債も堅調だった。

 

各国中央銀行の緩和政策により市場に資金が有り余っている。国債金利が低位推移するなかCoCo債にも資金が流入しているようだ。

 

株価とクレジットの分断化が起きている。

 

CoCo債のトータルインデックスの推移(Bloomberg Barclay Global CoCo TRN

図は昨年末以来のドル建てとユーロ建てCoCo債指数推移を示している(昨年末=100%)。

ユーロ建ては昨年末の水準を回復していないが、ドル建て指数が103.1%と高値を更新した。

 

〇欧州銀行の株価

図は欧州の主要銀行の昨年末と年初来の高値、安値、昨日の株価を表にした。

スペインのBBVAの株価が年初来安値2.372ユーロを付けたのち2.383ユーロで引けた。

 

〇CDS市場

図は欧州の銀行の年初来のCDS推移だ。銀行株は昨日軒並み下落した。株価が下落すると

CDSはワイドニングする傾向があるものの

昨日のCDSはタイトンイングした。

〇CoCo債の推移

図はBBVAのCoCo債のTスプレッドの推移を示している。株価が安値を更新したが

CoCo債のTスプレッドは拡大していない。

 

 

株価が正しいかクレジットが正しいのか。今後の動きに注視したい。

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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