第二の勝者(商社)を探せ! 


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日本株の上値が重くなってきました。米国の利下げは当面の間なさそうです。

割高銘柄には調整が入るかもしれません。いままで市場を牽引してきた東京エレクの予想PERは36倍、アドバンテストが40倍で、AMATの25倍、SOXの30倍を大きく上回っているからです。

半導体関連が全てだめというわけではありません。半導体関連銘柄には割安な銘柄もあるので今後は割安銘柄に資金シフトが起きるでしょう。

下の図は割安半導体関連銘柄の予想PER推移です。予想PERが10倍を下回っている銘柄もあります。これらの銘柄の中で、好業績企業の株価が今後上昇する可能性が高いと思います。

・商社株が勝者だった

東証が昨年3月末にPBR1倍割れ企業に対し改善を要請。当時5大商社中でPBRが1倍以上だった企業は伊藤忠のみでした。現在、商事・物産・丸紅が1.5倍程度、住友商事が1.16倍です。株価はどの銘柄の2倍程度に上昇。あのタイミングで商社5銘柄に投資していたら資産が1年で2倍に成長しています。商社は勝者でした。

2023年3月末比の勝者各社の推移

・次の勝者は?

まだまだPBR1倍割れ企業が市場にはごろごろしています。これらの中から次の勝者を探しましょう。

 

・日本製鉄

日本製鉄の株価が決算うけ大幅下落。打たれています。しかし、鉄は打たれて強くなる。

我慢の時です。年末にはCB1500億円が償還を迎えます。

2026年債もコールが発生する可能性が高いため、転換が進むかもしれません。

2026年償還CB(1500億円)にはソフト・コールが設定されています。内容は株価の終値が20営業日連続して行使価格の130%を上回った場合、末尾から30日以内にCBホルダーに知足、30日以上60日以内に事前通知した上で2024年10月4日以降に転換権を行使(額面償還)させることができます。

さくっと10月4日から4カ月ぐらい前の株価水準が3288円以上(転換価格2528.8円×1.3)なら最短でコールが発生します。

コールが発生しても行使するかしないかは企業次第ですが、コールが発生すればCBにプレミアムはつきません。CBで保有するより転換した方が徳(逆乖離)です。

いままで株価の上値を押さえていたCBが転換されると株価の動きが軽くなります。

日本製鉄株は先日大きく下落しましたが、ここは我慢。鉄は打たれて強くなります。

その後は倍返しだ!

 

・インド

今回からBSE500構成銘柄の中から1銘柄を紹介します。

今回は構成銘柄中、年初来騰落率1位(94.49%)のイー・アイ・エイチです。

この企業は高級リゾートホテルをインド、インドネシア、UAE、エジプト、モーリシャス、モロッコ、サウジアラビアで運営しています。

タージマハルを一望できるジ・オベロイ・アマルヴィラスアグラが1泊6万円程度です。

ここは泊まってみたいですね。

 

時価総額は5468億円、年間売上高が312億円、純利益は100億円

予想PERが約50倍

2024年3Qの売り得下は7588百万ルピー(約132億円)、前年同期比51%増と業績好調です。

EIH Limited | A Flagship Company of The Oberoi Group (eihltd.com)

 

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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