オーストリアやドイツでコロナ感染拡大中


Warning: strpos() expects parameter 1 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/compat.php on line 493

Warning: strpos() expects parameter 1 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/compat.php on line 493

Warning: preg_match() expects parameter 2 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/class-wp-block-parser.php on line 252

Warning: strlen() expects parameter 1 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/class-wp-block-parser.php on line 324

皆様お世話になります。先週、都営新宿線を制覇しようと新宿駅から終点の本八幡を目指しましたが、膝に激痛が走り、馬喰横山で離脱しました。今年中にはリベンジします。

23日はマラソンイベント、レストRUNに参加します。都内のレストラン4箇所を走って回るイベントで、大井町の軍鶏チュー、神田の東京アスリート食堂、日本橋のカミサリーにあるアワクラフト、ゴーゴーカレー新宿御苑を食べ走りします。各店には田村亮さん、佐野千晃さん、エリック・ワイナイナさん、金哲彦さん、などが迎えてくださいます。店を回る順番は各自で決めることができます。まず、大井町から攻めます。大井町までここから12キロぐらい。そのご、新宿御苑を目指し、神田→日本橋(アワクラフト)で打ち上げを予定。走行距離は30キロぐらいです。

 

新型コロナ

欧州で新型コロナの感染者が増加しています。オーストリアは再びロックダウン、ドイツの感染者数も先週比4%と、他の諸国を大きく上回る伸びです。

コロナに注目が集まりそうです。

株式市場

日経平均は3万円の壁を前に足踏み状態。バリュー株は今年上昇率が高いこともあり売りに押されています。一方、半導体関連銘柄が人気化し、上場来高値を更新中。東京エレクトロンの株価は1週間で9%上昇。時価総額が10兆円を突破しそうな勢いです。いくらまで買われるのでしょうか。ESPが2569円、予想PERが24.45倍という水準です。ASMLホールディング(オランダの半導体製造装置メーカー)の予想PERは57倍なので、相対的には割安です。東京エレクの予想PER57倍から株価を求めると146,433円です。10万円台に乗せる可能性もありそうです。株価は相対的なものなので、AMSLが下落し、東京エレクに収れんする可能性もあります。G7の国で史上最高値を更新していない国はイタリアと日本だけです。年初来上昇率でも日本株は他の国より劣っています。

 

年初来の株価指数推移(昨年末=100)

クレジット

ドイツ30年国債が8月以来のマイナス圏に入りました。ギリシャ国債が売られ、ドイツ債に資金が流れています。ジャンク債の国債とのスプレッドは若干拡大(まだ気になる水準ではありません)。

トルコリラが史上最安値更新

トルコは政策金利を16%から15%に引き下げました。インフレ率が19.89%なので、普通の中央銀行は利上げをしますがエルドアン大統領は利上げが大嫌い。

トルコのCPIと政策金利、外貨準備高など

 

 

トルコリラの推移

強引な利下げにより通貨は下落、史上最安値を更新中。対円では10円を割ってしまいそうです。4年前のリラ円は30円台だったので4年三分の1になりました。リラ建て債は証券会社の看板商品だったこともあります。高金利につられ購入された方はたいへんな事になっています。高金利通貨の背後には高インフレが隠れています。

為替市場にはフォワードレートがあります。今日時点で、1年先の為替を売却することでヘッジが可能です。フォワードレートは2か国間の金利差がポイントとなります。

例えば、トルコリラの1年金利が20%、日本が0%、リラが10円の場合、1年後にはリラが1.2リラ、円は10円です。10円と1.2リラが等しくなる為替水準が1年後のフォワードとなります。この場合8.3円です。計算式は10円÷1.2リラ=8.333円

高金利通貨は常に円高圧力がかかっているということです。

かつて日本市場で人気化したパワーリバースなど為替がらみのオプションが仕組まれた債券はこのフォワードがうまく利用されていました。この債券は為替が円高に進むと大損が発生する金融商品です。

為替が円高に振れたため元本割れが続出。大学や学校法人、共済組合などを中心に保有していました。当時、駒沢大学は155億円の損失を出してしまいました。駒沢大学の担当部長にお会いした際、保有債券を見せていただきました。いびつな債券ばかり保有していたため注意されていただいた記憶があります。

 

データ:Bloomberg

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

詳しいリンク先はこちら