東レCB:転換制限条項は5月末まで、株価は転換価格に届かず


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東レ<3402>が発行している転換制限付きユーロ円CB(2021年8月償還)の転換制限条項の有効期限が5月末に迫っているものの、株価は転換価格を下回った水準で推移している。

<同社2021年8月償還ユーロ円CBの基本情報>
転換期限:2021年8月16日
償還日:2021年8月30日
転換価格:802.8円
発行額(残額):500億円(500億円)
転換制限条項:2021年5月31日までは、ある四半期最後の取引日に終了する20連続取引日の株価の終値が転換価格の130%(1,044円以上)を上回った場合に限り、翌四半期に予約権を行使することができる。

起債以来一度も転換制限条が充たされていない
同CBは2014年6月の起債以来一度も転換制限条項の条件を充たすことができなかった。そのため、CB残額は発行額の500億円だ。
転換制限条項の設定価格は転換価格の130%(1,044円以上)超で、2017年10月27日から同11月22日にかけてこの水準を上回ったものの、残念ながら転換制限条項を充たすことができなかった(図参照)。
転換制限条項の有効期限が2021年5月末に設定されているため、6月以降は転換期限の8月17日まではいつでも予約権を行使することができる。そのため、6月以降は株価が転換価格802.8円を上回るようであれば転換が進む可能性が高い。昨日6日の終値は103.5円転換価格より低い699.3円だ。
CB残額500億円が株式に転換されると6,228万株に相当する。転換に自己株式(約3,100万株)を用いても、新株が3,125万株発行される状況だ。今後の株価は転換価格を意識した動きとなりそうだ。

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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