GMO-PC:コール発生までカウントダウン、転換加速か


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消費者向けネット決済処理サービスを提供しているGMOペイメントゲートウエイ<3769>の2023年6月償還ユーロ円CBにはソフトコールが設定されており、3月25日までの株価の終値が9,794円以上だった場合にはコールが発生するため、転換が加速する可能性が高い。

<同社2023年6月償還ユーロ円CBの基本情報>
発行日:2018年6月19日
転換期限:2023年6月5日
償還日:2023年6月19日
転換価格:7,533.6円
発行額(発行残額):170億円(115.4億円)
130%ソフトコール条項:2021年6月21日以降、株価の終値が、20連続取引日にわたり、転換価格の130%以上であった場合、額面金額で繰上償還することができる。なお、コールを行使する場合、保有者に対し当該20連続取引日の末日から30日以内に、30日以上60日以内の事前通知が前提条件となる。

ソフトコール条項が充たさる可能性が濃厚

 

コールは2021年6月21日以降、ソフトコールの条件を充たした場合に発生する。
ソフトコールの条件は、株価の終値が20日連続して9,794円以上(転換価格の130%以上)の場合だ。
条件を充たした場合には当該20連続取引日の末日から30日以内に30日以上60日以内に事前通知が必要となる。
最も早いコール日が6月21日なので、この日から逆算し、コール発生日を算出すると、
6月21日の21日を含めた60日前が4月23日、4月23日を含めた30日前が3月25日となる。すでに終値がソフトコールの条件価格を大幅に上回る水準(昨日は1,4270円)で推移しているため、3月25日に条件を充たす可能性が高い。
同CBの転換は2020年11月から始まり、1月までに54.6億円の転換が進み、転換には新株が発行された。残額115.4億円が株式に転換されると発行される新株は153.1万株に相当するため、株価の上値が重くなりそうだ。

 

 

訂正:2月22日の記事の20連続取引の末日:3月23日=>3月25日

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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