ソディック1回債:転換期限4月14日に向け転換が促進


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放電加工機で世界をリードしているソディック(6143)国内CB1回債の転換期限が4月14日に迫っているため、残額78.8億円の転換が進みそうだ。

転換期限を目前に株価が転換価格1,032円を上回っているためだ(17日終値:1055円)。

 

<同1回債の基本情報>

上場日:2016年4月19日

転換期限:2021年4月14日

償還日:2021年4月16日

転換価格:1,032円

発行額(残額):80億円(79.81億円)

 

CBを売却するか転換するか投資家が選択を迫られる

転換期限の4月11日まで20営業日に迫っているため、投資家がCBとして売却するか、それとも株式に転換するかの選択を迫られている。

それは、株価が転換価格を上回っているためCBにプレミアムがついているからだ。昨日の終値(1,055円)を基準としたCBの理論価格は102.22円だ。

もし転換期限を過ぎてしまえば額面償還(100円)となってしまう。

過去の転換を調べると転換には、新株が発行されていた。

CBの残額79.81億円がすべて株式に転換された場合には、発行済み株数の16.4%に相当する773.35万株の新株が発行されることになる。

そのため、同社は保有している自己株式631万株(2020年12月期3Q)を活用し、新株の発行を抑制するであろう

。自己株式を用いると新株の発行は142万株に抑えることができるためだ。

CBが転換されると自己資本が厚くなる。一方、転換されない場合は現金償還となる。

同社にとって転換されることが望ましい。

 

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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