テスラCB転換により自己資本比率が改善


Warning: preg_match() expects parameter 2 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/class-wp-block-parser.php on line 417

Warning: strlen() expects parameter 1 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/class-wp-block-parser.php on line 489

米国市場で、電気自動車の世界最大手テスラのCB2024年償還債が起債以来最大額となる1.75億ドルの転換が確認された。

CBの転換には新株が発行されるものの、転換は自己資本を厚くするため自己資本比率は改善する。

 

〇転換により自己資本比率が改善

転換は、自己資本比率の改善を意味する。それは、CBが転換されると貸借対照上では負債から自己資本に転換額が移されるため自己資本が厚くなるからだ。

昨日、2024年債の転換額は1.75億ドルと、起債以来額が株式に転換された。

株価の上昇とともに転換が進み、昨日3銘柄で1.804億ドルの転換が確認された。

CB3銘柄の起債額は41.97億ドルが全て株式に転換されると自己資本比率が19%から36%に上昇する。

すでに現在累計で15.45億ドルが株式に転換された(表参照)。

 

償還日 クーポン 発行額 残額 転換額
2024年5月15日 2% $1,840,000,000 $1,555,410,000 $284,590,000
2022年3月15日 2.38% $977,500,000 $623,260,000 $354,240,000
2021年3月1日 1.25% $1,380,000,000 $473,100,000 $906,900,000
  合計 $4,197,500,000 $2,651,770,000 $1,545,730,000

 

〇転換により年間350万ドルの支払い負担が減った

昨日1.75億ドルが転換された2024年5月償還CBには、2%クーポンが設定される。

この転換により年間約350万ドルの利息が軽減された(1.75億ドル×2%)。

3銘柄合計で1.805億ドルの転換が確認されたため転換に伴い、利息負担が357.3万ドル減ったことになる(表参照)。

償還日 クーポン 転換額 利払い削減額
2024年5月15日 2% $175,176,000.00 $3,503,520.00
2022年3月15日 2.38% $351,000.00 $8,336.25
2021年3月1日 1.25% $4,949,000.00 $61,862.50
  合計 $180,476,000.00 $3,573,718.75

 

CBの転換は新株発行を伴うため、株価にはマイナスに働くが、一方、財務面では

企業のクレジット改善に繋がる一長一短の資金調達方法と言える。

 

 

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

詳しいリンク先はこちら