社オペ金額が半減、


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皆様お世話になっております。4月の走行距離は152キロ、消費カロリーが9,726キロカロリー(体重換算は1.35Kg)でした。ミッションを辛うじて達成しました。

近所に低酸素ランニングジムができたので、体験レッスンを受けてきます。良かったら会員になろうかと思います。

今週は半導体銘柄が暴騰しています。バイデン大統領の内製化の一環で、半導体関連に特需が起きています。東京エレクトロンがあっという間に5万円台、アドバンテストは1万円台。アドバンテストは99年12月につけた上場来高値(10,812円)に届きそうです。

「まだはもうなり、もうはまだなり」という相場格言があります。テーマが大きいのでまだ上がりそうですね。東京エレクトロンは配当性向が50%、アドバンテストが30%なので利益があがれば配当金も期待できます。東京エレクトロンの1単元(100株)は日本の平均年収441万円を上回ってしまいました。利益率が高い会社なので売上成長がどれくらい見込めるかがポイントです。

新型コロナ感染者はフランスが先週比4.26%、ドイツが3.12%と増加傾向にあります。

欧州国債市場ではイタリアやギリシャなど南欧諸国(格下)とドイツ国債の金利差は低位で安定しています。このスプレッドを追うことで市場がECBの金融政策をどうとらえているのかを推測することができます。

クレジット市場

クレジット市場はジャンク債、投資適格債ともに堅調に推移しています。今年に入り国債金利の上昇をうけ、投資適格ETFが大きく売られる場面もありましたが最近は反騰してきました。(投資適格債は国債との金利差が小さいため、国債金利の影響を受けやすい社債です。

一方、ジャンク債はスプレッドが厚いため、国債金利の上昇はあついスプレッドがバッファーとなります。ジャンク債の本当の怖さは、今後行われる継続的な政策金利の上昇です。金利上昇にともなう資金調達コストの上昇による収益悪化です。

日銀はついに4月からの社オペ金額を減額しました。7日予定1-3年以内の社オペ金額が2,500億円から1,250億円、21日の3年5年以内が1500億円から750億円に半減。

理由は2つあります。1つ目が市場に対象となる銘柄が減ってしまったこと。2つ目、予定額を入札した場合、金利低下が大きくなってしまうため。日銀は社オペの最低レートをマイナス0.1%に設定しています。マイナス0.1%とは銀行が日銀に預け入れる預金金利(付利)の最低金利がマイナス0.1%です。最近国債金利も徐々に付利を上回ってきています。

黒田総裁は“わざと”へたくそなムーンウォークをしています。

来週も株は強そうですね。でもシートベルトは緩めてはいけません。

データ:Bloomberg

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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