明日から転換可能、FUJI2020年3月債


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本日9月30日は第3四半期の最終日だ。転換制限条項付きCBの多くは本日の株価次第で第4四半期に転換権行使の可否が決まる。

FUJI(東証コード:6134)2021年3月償還のユーロ円CBもその一つだ。FUJIの転換権発生の条件は2020年12月25日まではある四半期の最後の取引日に終了する20連続取引日において、株価の終値が転換価格の130%を超えた場合だ。

今期のカウントは9月1日から始まった。1日以降の株価の終値は転換価格の130%(1845円以上)を超えている。昨日29日の終値は2109円。転換権の発生は濃厚だ。

 

転換期限まであと5か月と11日に迫っているため、制限条項を充たせば転換が進みそうだ。

 

〇FUJI2021年3月25日債

 

図は転換価格と転換価格の130% 、株価の推移を示している。

今期、転換制限条項の条件を充たすことが出来そうだ。これは昨年12月以来だ。

しかし、2020年1月から3月の四半期に、予約権は行使されなかった。

最後に予約権の行使が確認されたには2018年3月だ。現在、発行額100億円の内、

72.2億円が流通している。

今回、予約権が発生すると転換制限条項が12月25日に無効となるため、10月1日から転換期限の3月11日まで予約権を行使することができる。

図は乖離率の推移だ。

乖離率はすでに0%前後で推移している。すぐにでも予約権の行使が始まりそうな水準だ。CBの残額72.2億円が株式に転換すると508.9万株に相当する。しかし、2021年3月期時点の自己株式が647.9万株保有しているため転換には自己株が用いられるため新株が発行されることはなさそうだ。

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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