【イタリア30年債はまだ低下余地あり】


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【イタリア30年債はまだ低下余地あり】

イタリア国債に資金が流入している。特に15年や30年の超長期債が堅調だ。

この金利低下により、イタリア国債とドイツ国債との金利差が縮小した。

15年債のスプレッドは今年最低の1.52%を付けた。

 

〇イタリア国債

図は昨年末と9月22日時点のイタリア国債のイールドカーブを示している。

 

イールドカーブは長期債ほど昨年末より利回りが低下したことが読み取れる。下の表が

昨年末と9月22日時点の利回り水準だ。

Dates 2年 3年 5年 7年 10年 15年 30年
12月31日 -0.06% 0.22% 0.68% 0.94% 1.41% 1.88% 2.46%
9月22日 -0.25% -0.14% 0.23% 0.55% 0.85% 1.22% 1.77%
変化 -0.19% -0.36% -0.44% -0.39% -0.56% -0.66% -0.70%

〇ドイツ国債とのスプレッド推移

表は昨年末と9月22日時点のイタリア国債とドイツ国債の金利スプレッドを示している。

Dates 3年 5 7 10 15 30
12月31日 0.81% 1.15% 1.32% 1.60% 1.92% 2.12%
9月24日 0.61% 0.95% 1.19% 1.36% 1.52% 1.82%
変化 -0.19% -0.21% -0.13% -0.24% -0.40% -0.29%

 

超長期債のスプレッドが他の年限よりも縮んだことが分かる。特に15年スプレッドは昨年末の1.92%から1.52%に0.4%に縮小した。

イタリアの15年と30年国債は史上最低水準であるもののドイツ債との金利差には温度差がある。

図がイタリアとドイツの15年と30年国債のスプレッド推移だ。

 

15年スプレッドが1.52%と今年の最低水準を更新した。一方、30年スプレッドは1.82%と

2月に付けた1.77%を上回っている。

イタリア15年国債と30年国債を比較すると30年債にまだ割安感があるようだ。

 

 

 

 

 

 

2020年9月24日 藤井理 記

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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