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米国株式市場が大幅下落。先週の下落率はナスダックが2.59%、S&P500は1.53%。半導体指数SOXの下落率は5.99%。半導体銘柄が大きく売られました。日本株はトランプ関税が嫌気され下落。
・世界の株式市場
今週の米国上場の各国ETFでは多くの国が下落する中、ギリシャとトルコがプラス。トルコETFの上昇率は6.17%でした。
トルコは政治不安からトルコリラが急落しているものの、昨年に続き増配の発表が相次いだ結果、株式市場が活況となりました。
タークセルが27%増配の3.636リラ、アラルコHDが168%増配の2.6リラ、 ドガン・シーケトラーGHDは511%増配の0.305リラなど。
政治不安はおさまりませんが、株式市場は増配を好感しています。
・米国株
米国株はまだまだ割高。株価が下落し、債券利回りは低下したもののイールド・スプレッドは割高な水準。
株式市場では成長株が売られ、バリュー株にシフト。
クレジット市場ではジャンク債が売られ、投資適格債に資金が流れています。リスクオフの動きです。5年国債利回りが低下するなか、B格5年の利回りは7.06%(T+308bp)、BB格は6.23%(T+225bp)。利回り、TSともに上昇、債券市場もリスクオフの動きです。
・日本株
日本株はグロース指数が堅調。資金が小型株に流れています。
東証グロース指数は前週比プラス0.08%。上昇率トップは細胞シート再生医療事業のセルシード<7776>の54.07%、次が求人広告代理業などを提供するイオレ<2334>の32.32%でした。いずれも赤字企業。上がるから買う、買うから上がれという流れババ抜きゲーム。
リスクが高いので近づかないようにしましょう。
この下げはバリュー株を仕込むチャンスです。7月の都議選、参議院選で日本が変われば世界の年金基金が日本株を買います。優良銘柄でもPBR1割れ企業がザックザク。
株主優待を始めるトヨタのPBRは1倍割れ。トヨタは2月にROE20%を目指すと報道。その一環として株主優待制度が導入したようです。PBRはPERとROEに分解でき、PERを上げるにはIR活動、ROEには増配、自社株買いなどが挙げられます。
また、ROEは利益率と回転率、財務レバレッジに分解できます。利益率を引き上げることが出来ればベスト。
トヨタも良いですがスズキも良いです。インド市場で自動車販台数首位のマルチ・スズキの
2月自動車販売台数が17.3万台(前年同期比4.1%増)と単月で過去最高を更新しました。17.3万台は2位の現代が5.4万台、3位はマヒンドラ&マヒンドラ5万台。
スズキの世界販売台数316.8万台(2024年3月期)の内、インド売上が179.4万台と56.6%を占めています。スズキの世界販売は日本、インド、欧州なのでトランプ関税の影響をほとんど受けません。株価の騰落率(年初来)は4.80%と他の日本の自動車メーカーの騰落率がマイナスの中、プラス推移しています。騰落率はトヨタがマイナス14.16%、ホンダが毎餡巣9.77%、三菱自動車はマイナス20.84%です。
・インド
インド株は引き続き上値が重い動きが続いています。インドはインフレ落ち着きから4月9日に政策金利が6.0%に引き下げられる(-0.25%)と市場が予想しています。
データ:Bloomberg
証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
国際公認投資アナリスト(CIIA)
AFP
藤井理
投稿者プロフィール

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大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
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