Warning: strpos() expects parameter 1 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/compat.php on line 493
Warning: strpos() expects parameter 1 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/compat.php on line 493
Warning: preg_match() expects parameter 2 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/class-wp-block-parser.php on line 252
Warning: strlen() expects parameter 1 to be string, array given in /home/tfujii46636/tadd3.com/public_html/wp-includes/class-wp-block-parser.php on line 324
債券とは?
企業や国などがお金を集める手段の一つ。
発行体の属性により呼び方が異なります。
国が発行すれば“国債”
地方都市が発行すれば“地方債”
企業が発行すれば“社債”
投資法人が発行すれば“投資法人債”
です。
基本的な構造は同じです。
国債
種類は
一般利付債と個人向けがあります。
違いは最低投資金額(額面)。
一般利付債が5万円の整数倍
個人向けが1万円の整数倍です。
個人はどちらも買うことができます。
機関投資家は個人向けを購入できません。
期間
一般利付債
2年債、5年債、10年債、20年債、
30年債、40年債、インフレ連動債
個人も買えます。
個人向け国債
3年、5年、変動10年
変動はクーポンがその都度変動します。
-
特徴
国債
国が定期的に発行します。
10年債の発行額が最大です。
すべての円貨で発行される債券の基準になります。
国債の金利を下回る社債はありません(同期間)。
国が元利金の保証をしています。
流動性が高い(BIDとOFFERの差が小さい)
半年ごとに利息が支払われます
銘柄ごとに回号が付与されます。
担保に借入ができます。
購入単位
個人向けは額面1万円
一般利付国債は額面5万円
社債や投資法人債
同じ長さの国債より金利が高い。
流動性が低い。
半年ごとに利息が支払われます。
発行は不定期。
銘柄ごとに回号が付与されます。
デフォルトが起きたら元本割れも。
格付けが発行企業により異なります。
証券担保ローンの対象となります。
個人向け社債の例
銘柄:クレディセゾン78回債
利率:0.23%(7年国債 -0.29%)
国債対に対し+0.51%(T+51bp)
発行額:200億円
期間:7年
償還日:2026年10月30日
利払い日:4月と10月の30日
格付け:A+(R&I)
主幹事:SMBC日興/三菱UFJMS
発行価格:100
申込単位:額面10万円(整数倍)
募集期間:2019年10月21日から10月30日まで
新規の社債は上場株式と違い取り扱い会社が異なります。
今回の例では主幹事償還2社
その他の引受会社です。
この債券を額面10万円購入した場合。
払込み価格:10万円×100円/100=10万円
6カ月毎の受け取り利息:10万円×0.23%÷2=115円
(税引き前)
7年保有した場合の受け取り利息:
10万円×0.23%×7年=1610円(税引き前)
流動性はありません。
途中換金は証券会社に言い値です。
7年寝かせる資金があれば買ってもよいでしょう。
個人的には現在の金利水準の投資はおすすめできません。
金利が上がるのをまちましょう。
債券購入時のチェックポイント
- 格付け
BBB以上を投資適格
BB以下をジャンク債
日本の場合、個人向けはA格以上が大半です。
BB以下になると金利は高いですがリスクが高まります。
仮にBB以下の銘柄で発行されても期間は3年未満となるでしょう。
格付けはAAA=>AA+=>AA=>AA-=>A+=>A=>A-=>BBB+=>
BBB=>BBB-=>BB+=>BB=>BB-=>B+・・・
格付け:
日本ではR&IとJCRの2社
米国ではMDY、S&P
メインはR&Iです。
JCRはR&Iより格付けが甘いと言われています。
Aを取りたい会社がJCRを選ぶ傾向にあります。
例:ソフトバンクG JCR A-
クーポン水準:
同期間の国債に対してどれだけ金利が高いか?
これをTスプレッドと言います。
これは相対的なもので、絶対ではありません。
同じ格付けの社債の水準やセカンダリー市場と比較します。
社債のスプレッドは需給で決まります。
債券の天敵
債券の天敵はインフレです。
インフレについては
年金5 をご覧ください。
期間が長いほどインフレリスクが高まります。
最近、個人向け商品でも劣後債が発行されています。
次回は劣後債について書きます。
投稿者プロフィール
-
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
詳しいリンク先はこちら
- 未分類2024.11.16日本株の反転はイッシー辞任
- 未分類2024.11.09イーロンマスク氏ほくほく 時価総額増加額>献金額
- 未分類2024.11.02米国大統領選挙 株価への影響は
- 未分類2024.10.19日本株は、し・こ・み・ば!