トルコリラに奇跡は起きるか!


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5月13日、14日は神田祭りです。私も町内会のお神輿を担ぐ予定です。雨が降らないと良いです。

 

トルコリラに奇跡が起きるか

14日はトルコの大統領選です。エルドアン政権が継続するか、それとも敗退するか。

仮にエルドアン大統領が敗退すると、トルコにとって大きな転換点となります。

エルドアン氏が大統領に就任した2014年8月、トルコリラ円(リラ円)は50円程度でしたが、2023年5月13日時点では6.9円です。

リラ円とトルコ株式指数

ドル建て株式指数は下落

トルコのインフレ率と政策金利

背景はインフレ率が上昇しているにも関わらず利下げを継続したためです。

エルドアン氏が落選すると、経済政策の正常化が期待できます。現在、トルコのインフレ率は約40%なので、現在の政策金利8.5%とかけ離れているため利上げ幅も大きくなります。そのため、経済が失速する可能性が高いですが、リラが買い戻さされることで輸入物価の下落が期待できるため、長期的に内需を中心に経済活動が活発化する可能性があります。

 

エルドアン氏が落選すると円が急騰したプラザ合意の時のような流れになるかもしれません。個人的にはトルコの内需株に注目しています。

 

トルコリラは高金利通貨なので、2010年ごろか売り出し債が販売されていました。しかし、リラの暴落により多くの投資家は損失を抱えています。リラに奇跡がおきるかもしれません。早まって売らないようにしましょう。

 

 

日本株

日本株は買いです。バフェット氏が商社株を買いましたことで日本株が注目されています。

中国株がこけてしまったので、日本株に資金が流入しています。大型銘柄で、PER10倍程度、PBR1倍程度の銘柄が物色されているようです。来週には5月中に日経平均は3万円台に乗せるかもしれません。来年からあたらしいNISAも始まり、株式市場には資金が流入することでしょう。今のうちに買わなきゃ!と、外国人が日本株を買っております。

藤井 理

データ:Bloomberg

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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