年金5 国債(債券)の弱点


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債券の弱点

元本割れより怖いインフレ

 

国債は国により保証された債券です。

ほぼ元本保証の債券です。

例えば

10年国債を100万円買うと10年後の償還は100万円

6カ月に1度、クーポン(利息)がもらえます。

現在のクーポンは0.1%です。

額面100万円保有している場合は

6カ月毎に500円(税前)がもらえます。

10年満期まで保有しても10年間の利息合計

たった1万円です。

日本人は元本割れが大嫌い。

国債や債券、預金は元本割れリスクはほぼありません。

ただし、

そこにはリスクがあります。

それが物価の上昇です。

今、1万円で買える商品は10年後も同じ価格でしょうか?

 

例えば

うなぎ1キロの価格推移

2009年7月:2546円

2010年7月:2572円

2011年7月:3600円

2012年7月:4561円

2013年7月:5269円

2014年7月:4279円

2015年7月:4456円

2016年7月:4300円

2017年7月:3890円

2018年7月:5612円

2019年7月:5799円

(データ:東京都中央卸売市場)

例えば

2009年7月に国債を100万円買いました。

この時点の“うなぎ価格”は2546円でした

2019年国債は無事100万円で償還されました。

一方、“うなぎ”の価格は5799円です。

うなぎの価格は10年で2.85倍になりました。

国債はクーポンが年2回払われますが

当時のクーポンは1.3%程度。

クーポンを含めてもウナギの価格上昇を補えません。

 

インフレに強い株

2009年7月にボーイングの株に投資した場合。

ボーイングの株価

2009年7月1日:41.81㌦

2019年7月1日:355.63㌦

株価は8.5倍(うなぎ2.85倍)

株価の上昇に加え、配当金ももらえます。

 

ボーイングの株価成長率は

“うなぎ”を上回っています。

 

日銀のインフレーターゲットは2%です。

物価が年2%上昇することを目指しています。

もし、達成すると2%以下のクーポン社債は

実質的な資産価値がマイナスになることを意味します。

 

元本にこだわると将来ひどい目にあうかもしれません。

資産を守る方法としてインフレに強い金融商品を保有すること。

インフレに強い資産

株式、金、穀物、不動産などがあります。

これらの中では株式投資がおすすめです。

金は配当金がもらえません。

株式投資を始めてみませんか?

 

次回は簡単な投資銘柄の見つけ方

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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