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先週の日本株式指数では日経平均は2.93%上昇(先週比)しましたが、東証プライム、東証スタンダート、東証グロースはマイナスでした。日経平均構成銘柄の騰落率上位には、古河電機工業。SUMO、アドバンテスト、レーザーテック、SRCEEN、フジクラ、ディスコなど半導体、AI関連が占めています。中でもアドバンテストの株価は前週比4630円の大幅高。アドバンテストの日経平均の換算係数は6.4で、日経平均除数は現在29.66435840なので今週日経平均の上昇幅1945.26円の内、998.90円(日経上昇の51.3%)を占めていたことになります。日経平均、あいかわらず歪です。



今週、日経平均は上昇しましたが、TOPIXはマイナス。これによりNT倍率が16.69倍(前週末16.07倍)に拡大。日経平均のイールドスプレッドはマイナス1.44%、TOPIXはマイナス2.85%に。スプレッドは1.41%に拡がりました。つまり、日経平均よりTOPIXが割安。
来週はSQ。来週は今週急騰したアドバンテストなどの動きが注目されます。日経平均7万円を突き抜けるか、それとも、ドッカンと落とされるか?ヘッジファンドの欲望の戦いです。
日経平均指数はコントロールできやすい指数、OPTIONや先物もあり、ボリューム
もあるので投機売買に適しています。
・PBR1割れ:552銘柄(TOPIX構成銘柄中)
9月25日の497銘柄から55銘柄の増加。今週は銀行等バリューが売らました。
MSCI日本バリュー指数はマイナス2.96%、一方でグロース指数はプラス2.27%でした。
PBR1割れ、好業績は狙い目。



・債券市場:2年新発国債の2%クーポン
9月の東京都CPIが2.7%(前月比+0.8%)に上昇。日銀のインフレターゲットは2%。
今週、とうもろこし、天然ガス、プラチナなどのコモディ価格は下落。原油は高止まり。
原油価格(円換算)は、年初来60%上昇。
輸入物価、企業物価も高止まり。日銀はあと最低50bpの利上げは必要でしょう。
10年国債は3.5%を目指すことでしょう。



・日本社債:5年A格債が3%台
国債金利の上昇にともない社債利回りも上昇中。日本の企業は利益率が米国企業と比較し、低いので、金利上昇は企業の重石となります。
となると、CB市場が復活してくる可能性があります。直近では、神戸物産が2033年9月償還のユーロ円CBを600億円、清水建設は2031年と2033年10月償還のユーロ円CBを各500億円起債しました。
CBの特長は、起債コストが安いこと、募集価格によっては起債コストがマイナスの場合もあります。つまり、CBを起債し、発行差金が発生するパターンです。
現在、CB市場はユーロが中心で、国内CB市場は1銘柄も取引されていません。金利高がCB市場をよみがえらせる可能性が高まっています。
私はCBトレーダー出身で、債券のストラクチャーもできますよ。どっかの会社で使ってもらえないかなあ?

・金:金から国債へ
金から資金が流出しているようです。金は利息が付かないので当然の動きでしょう。
金を買うなら積み立てが一番

・米国株式市場:雇用統計値に一安心
雇用統計の結果を受け、利上げ期待が遠のき週末の半導体指数(SOX)が2.4%高(前日比)
、前週比3.69%高。ダウ平均はS&P500は前週比マイナス。米国株式市場では半導体関連に資金が集中しているようです。再来週にはCPIや企業決算発表が始まります。来週以降の株式市場の上値は重くなりそうです。

・米国クレジット:TSは拡大
米国クレジット市場ではTスプレッドが拡大傾向にあります。資金は国債に流れています・
3国債金利が一時5%台に乗りました。2年債でも4.8%です。
ポートのアロケーションを株のウェートを引き下げても良いレベルです。

・キャタピラーコマツレシオ:8.79倍に拡大
キャタピラーが買われ、コマツは下落。時価総額比は8.79倍に拡大。

・インド:センセックスは年初来安値更新
インド株式市場は軟調。外国人投資家の資金流出が続いています。日本で販売されているインドファンドからも資金が流出。野村インド株投信は1週間で約100億円減少。昨年末比では約1000億円減少しました(昨年末4380億円)。
一方、国内ではIPOが活況です。
今新規上場銘柄の初値平均は、公募価格を約20%上回りました。最大はプラス90%
、最低はマイナス1.52%でした。


インド情報については
Orion Global Ventures – Orion Global Ventures
データ:Bloomberg
国際公認投資アナリスト(CIIA)
証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
AFP
藤井理
投稿者プロフィール
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大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
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