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本日2月2日は千代田区町選挙の投票日です。さとうさおりさんが当選することに期待しています。彼女が当選すると東京から日本が変わります。7月の都議会選、参議院選の自民大敗の引き金になります。選挙結果に期待しています。
昨年末からJ-FlEC(金融経済教育推進機構)の認定アドバイザーとして、民間企業を中心に講師として派遣され、講義をしています。先日、日比谷の企業に行きました。20代が中心でしたが、NISA制度の理解が浸透しており、多くの方が株式投資を始めていました。
ただ、中にはチャート信者がいたので、チャートで売買するリスク等をお伝えしました。
日米ともに企業決算発表が続いています。市場予想より好成績を発表した企業の株は買われ、予想に届かなかった業績を発表して企業の株価は下落。
来週も株価は決算発表の数字に一喜一憂するでしょう。
・コマツ
好決算を発表したコマツ。株価は決算発表後に急伸し、4700円台に乗せました。
コマツは31日に社長交代の人事を発表、4月1日付けで今吉氏が社長に就任します。
財務畑の今吉氏。コマツをどう引っ張っていくのか注目しています。
建機最大手のキャタピラーとの差をいかに縮めていけるか。キャタピラーの時価総額は約27兆円とコマツ(約4.5兆円)の約6倍の規模。キャタピラーの2024年4Qの売上高は162億ドル(約2.5兆円)、コマツの2024年3Qは約0.98兆円なので、キャタピラーの売上高はコマツの約2.5倍。今吉新CEOには、時価総額の差を売上比並みに引き上げてほしいです。
・キャタピラーとコマツの資本コスト
ここではキャタピラーとコマツの資本コストについてみていきましょう。
加重平均資本コスト(WACC)はキャタピラーが9.55%、コマツは11.05%。
ROIC(投下資本利益率)はキャタピラーが18.02%、コマツは10.03%です。
WACCが資本コスト、ROICは結果なので、ROICがWACCを上回る企業は
投資家の期待を上回る収益を上げた企業です。
WACCの推移(四半期)
ROIC推移(四半期)
キャタピラーはWACC<ROICですが、コマツはWACC>ROIC
コマツは資本コストを下回った利益率。これが株価低迷の要因の一つかもしえれません。
PERはキャタピラーが17.5倍、コマツは11.5倍。コマツのEPS(予想)は404.46円なのでPER17.5倍は株価7078円。
アシックスは2018年以降の企業コストを意識した経営改革が功を奏し、株価は10倍以上に上昇しました。
新CEOに期待したいと思います。
PER推移
・REIT
今年に入り、REITが堅調に推移しています。特に、オフィスREIT指数の騰落率(年初来)は4.0%と東証REIT指数3.13%を大きく上回っています。
背景にはシンガポール投資ファンド3DによるNTT都市開発リートへのTOBがあげられます。株価はすでにTOB価格(131.89万円)を上回る水準まで買われています。
REITの分配金利回りは4.8%。今後もオフィスREITに資金が継続するのか疑心暗鬼になります。
神戸市がタワマン空室税の導入に動いています。まだ認可されていませんが、認可されると日本中で、空室税が導入されタワマンのマンション価格が下落します。マンション価格高騰を止める起爆剤となります。個人的には空室税導入には賛成です。
・インド
インド株式市場は昨年好成績だった中小型指数が大きく下落。資金はインドから米国に流れているようです。
インドの成長はまだまだ続きます。長期的な目線で投資しましょう。
データ:Bloomberg
証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
国際公認投資アナリスト(CIIA)
AFP
藤井理
投稿者プロフィール

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大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
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