トランプ再選濃厚で、建機メーカーが動き出した


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株式市場が不安定ですが慌ててろうばい売りなどしないでください。株式市場は幾度となく大きな下げを経験しながらも高値を更新してきました。台風が去るのをじっと待ちましょう。

 

半導体関連が急落。米国半導体指数は1週間で約9%の下落。ナスダック指数の下落率は3.65%を大きくアンダーパウォームしています。構成銘柄で最も下落(1W)はASMLの17.5%、次がAMDの16.54%、その次はウルフスピードの15.34%です。

東京エレクトロンは7月11日の高値38,930円でした。7月19日の終値は約20%安の31,170円。たった6営業日で7,760円安。アドバンテストは7月11日には7,000円を回復し、市場では史上最高値も!という声が聞こえました。7月19日の終値は6,143円。戻り高値7,032円から12.6%安。東京エレクの予想PERが32倍、アドバンテストは63倍とまだまだ割高です。週末のSOX指数も下落。半導体関連は5年で急伸した反動が出ています。バイデン大統領、半導体メーカーをいじめないで!中国への輸出規制を強化するなら、企業に損益補填してください。民間企業は利益を上げるために大変なんですよ。

 

1日本株

割安優良銘柄に投資しましょう。

親分が5000円台を付ける場面がありました。キャタピラーの株価と比較し、コマツは割安です。トランプ関連、復興関連と今後話題となる可能性が高い銘柄です。アジア(中国除く)やオセアニア、北米、中南米、アフリカでの建設機械・車両の売上が順調に伸びています。

アフリカはインドの次に経済発展が期待できるエリアです。今後が期待できます。長期投資にぴったりの銘柄です。

配当利回り

コマツの配当利回りは3.3%、キャタピラーは1.5%

2日本国債

20年債が買われています。生命保険の予定利率が1.1%程度なので順ザヤ。

20年債とのスプレッド推移

3日本製鉄CB

6月の日本製鉄2024年10月償還債が323億円株式に転換されました。後座学は894.9億円。転換期限が9月20日に迫っています。7月、8月は大量に転換されるため、株価の上値が抑えられてしまいます。2024年債が転換されてももう一銘柄1500億円がまるまる残っていますが2024年債から。株主はもう少しの辛抱です。

4インド

インド市場は中・小型が売られ、大型株が買われています。今週のNifty50やセンセックス指数の騰落率は0.1%程度に対し、小型や中型指数の騰落率はマイナス2.5%程度。

Nifty50で上昇率がもっとも高かった銘柄は、タタ・コンサルタンシー・サービシズの9.65%。

・インド銘柄紹介 タタ・コンサルタンシー・サービシズ

タタ・コンサルタンシー・サービシズは全世界でITサービスを展開しています。

時価総額は29.3兆円、売上高4.38兆円、利益8400億円の大型企業です。

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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