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皆様お世話になっております。
今月の走行距離は152キロ、明日の朝5時から15キロ走るので今月は167キロです。
今月も目標達成しました。
東京マラソンまであと5ヶ月、4時間目指して頑張ります。
コロナ
まだ収まる気配はありません。マレーシアで感染者が急増しています。感染者数は先週比+13.31%に98.7万人です。インドも先週比+3.86%の2,755万人で、米国の3323.3万人(先週比+0.35%)に追いつきそうな勢いです。世界の患者数は1.69億人(先週比+1.5%)
通貨
トルコリラが史上最安値を更新(対ドル、対ユーロ)しました。
対円ではドル高の影響安値を更新していませんが時間の問題でしょう。
年初からのトルコリラの下落率は対ドルで12.75%(対円6.98%)です。
ドルが円高に触れたら一気にリラが売られます。時間の問題でしょう。この環境で利下げしたらどうなるのでしょうか。個人的にトルコの株式(タークセル)に投資しています。行政気が回復し、配当金が年3回支払われるので売却はしません。一時、買い増しを考えましたがやめました。大統領のリスクが高い過ぎるためです。コロナが収まり、観光客が戻るまで厳しい状況が続くでしょう。
株式
欧州市場が好調です。ドイツDAX指数が史上最高値を更新。フランス、イタリア、スイス、スペイン、ベルギーなどの主要指数が年初来高値を更新しました。債券市場はギリシャ国債が買われ、ギリシャ国債とドイツ国債の金利差が縮小しています。
欧州の株にも投資していますが、銘柄の多くは年1配当。配当利回りとしてあまり魅力的でありません。
米国株式も堅調です。フォードの株価が急伸、社債も買われています。ちょっとダウ平均が重くなっていることが気になります。バリュー株が割高水準なので、今後は業績次第。
日本株ではトヨタがついに史上最高値を更新9,000円台に乗せました。まだ、水準的に割安です。株式分割(5分割)も発表され、投資家層も増えそうな気配があります。
国内債
ソフトバンクGの社債とローンの償還年度と金額。2025年が債だい。劣後債のロールが続きます。
HISの社債利回り推移
昨日、SMBC日興からソフトバンクG劣後債のセールス電話が入りました。「売れていますか?」と聞いたら支店で2億円ぐらい集まって人気だと言っていたので、「なんで電話したの?」お伺いいたしました。個人的には社債は買いません。
買わない理由
- 儲からないから:社債は儲かりません。社債には上限価格があります。それは、クーポンによってきまります。例えばクーポン1%、5年債の場合は105円が最大です。計算式は1%クーポンが5年で額面100に対し5円なので、償還元本100円を足した合計が最大金額です。CBには投資しますが一般社債には投資妙味はありません。債券は1億円単位で取引きする商品です。1億円の1%は100万円、10億円なら1000万円です。
- 35NC5、資本性が高い劣後債なので5年後に償還する可能性が非常に高いですが、ずるずる償還期限が伸びる可能性もあります。
- 投資金額が最低100万円です。100万円なら高い配当株を買います。例えばトヨタの配当りは63%、NTTは3.7%です。NISAを使えば非課税です。下落リスクもありますが上昇する夢があります。
- 今後も劣後債は順次発行されます。現在の低金利下はこの債券投資のタイミングではありません。米国は来年以降に利上げが実施されます。米国金利が上昇すると他の国の国債金利も上昇します(相関係数が高い)。長期、超長期債利回りが上昇し、イールド・カーブがスティープニング(金利差が拡大)します。
セールス「クーポン2.75%の国内債なんてないですよ!」
私「えっ?HISの国内債利回りは10%以上、ANAのユーロ円CBは1%以上で回るでしょう」
セールス「えええッ?」
私「JSDAのHPで社債の統計値を確認するとよいですよ。HISの社債利回りは、2021年10月償還2回債が11.4%、2024年2月償還3回債が10.21%、2027年2月償還の4回債が10.62%、2024年11月償還のユーロ円CBは4.18%です。ユニゾはもっと利回りが高いですよ。(1億円単位です)」
日本市場にもリスクが取れれば高い利回りの商品はいくらでもあります(仕組債には要注意)。仕組債は投資家がリスクを取る仕組みとなっているためです。
最近のビットコインの動きを見ていて、ビットコイン連動債が組成できたらスーパーハイクーポン債ができそうです。そのうち、どこかの証券が組成するのですかね?
もし、そのような金融商品ができたとしても投資しないでくださいね。
6月から午前中アルバイトをすることになったので、ブログの更新時間と頻度が変わります。頻度は週2から3回の予定、更新時間が土曜日は午前中、平日は夜の予定です。
投稿者プロフィール
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大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
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