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自分年金7
現在、いろいろな金融商品が販売されています。
国債金利がマイナスなのになんでこんな利率なの?
大丈夫か?
いろいろな仕組み商品が発行されています。
リスクを知って買うと知らないで買うのでは大違い。
そこで、しばらく金融商品を解説します。
今回は仕組み債について解説します。
仕組債
仕組債とは債券に手が加えられた債券です。
仕組債にはいろいろな商品があります。
日経リンク債やEB債、パワーリバース
デュアル・カレンシー債などいろいろです。
国債や社債とはまったく異なった商品です。
社債や国債の償還時の額面割れはほぼありません。
しかし、仕組債には元本割れリスを伴います。
市場動向に元本が左右される商品です。
仕組債の注意点
- 発行体の格付けと仕組みの元本割れにはなんの関係もありません。
- 格付けが高くても元本割れのリスクがあります。
- 格付けは発行体のリスク。
- 仕組み債のリスクではありません。
- 最高格付けAAAでも元本割れします。
- 仕組債の購入者は一度償還すると同様の商品を買い続ける傾向にあります。
(中毒性が強い金乳商品)。
例
フィンランド地方政府保証付き
フィンランド地方金融公庫
2021年10月満期
デジタルクーポン円建債券
(日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信)
発行体:フィンラド地方金融公社
格付け:Aa1(MDY)/AA+(S&P)
対象上場投信:日経レバレッジ・インデックス:1570)
償還日:2021年10月25日
利率:当初(3カ月)年11%
以降償還まで
1・利率決定価格以上の場合11%
2・それ以外1%
利率決定価格:当初設定価格の85%
早期償還判定基準:当初価格の110%
償還価格:100%ノックイン判定水準:当初価格の65%
解説
現在2年国債の金利はマイナス0.3%程度です。
日本国債の格付けはA1(MDY)、A+(S&P)
格付けは日本国債よりも高く、クーポンも高い。
見た目はよだれが出そうな商品です。
しかし、飛びついてはいけません。
重要点はノックインを理解することです。
ノックインとはその水準を付けると
高い価格の買い(ロングポジション)が発生します。
例えば設定水準を18390円とします。
この65%は11953.5円に相当します。
インデックスが下落し11953.5円を付けた瞬間
18390円の買いポジションが発生します。
(ノックイン・プットの売りが仕込まれているため)
償還時までにインデックスが18390円以上に回復
した場合、額面100%で償還されます。
しかし、18390円未満では元本割れとなります。
一方、インデックスが上昇し設定水準の110%以上になると
100%で満期まで期間があっても償還します。
投資家にとって最善は
インデックスが償還まで設定価格の
85%以上110%未満で推移する場合です。
この商品のセールストーク
“こんな水準まで下げないですよ!”
しかし、万が一ノックンしたら元本割れが濃厚。
なお、この手の商品は中毒性が強い点があがられます。
一度、額面償還を経験すると安心してしまいます。
今回も大丈夫という緩い気持ちで購入してしまいます。
たまたま運が良かっただけのこと。
気付くのはノックインしたとき。
それまでクーポンが積み上がっていればよいですが。
また、この手の商品は流動性が低く額面で売れたら御の字。
基本は償還まで持ち切りです。
購入する場合はリスクを理解してから買いましょう。
投稿者プロフィール
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大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
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