日経平均はヘッジファンドのおもちゃ


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今週の日経平均は激しい動きでした。日経平均の高値は71,952.99円、安値は68,461.1円で、高値と安値の幅は4,370.63円でした。過去5年の日経平均(週)の値幅平均は1,340円です。最大は2026年6月15日の週で5,169.77円、最小は2023年5月第一週の261.97円です。

今週は日々の値幅も大きく、1日の値幅平均が2,433.57円でした。最大は6月26日の値幅は3,146.43円と異常は値動きでした。

なんでこんなに動くのか。それは、日経平均の算出方法が原因です。それは日経平均の算出方法が単純平均で、値がさ株の影響を受けやすい為です。アドバンテスト、ソフトバンクG、キオクシア、東京エレク、フジクラ、ファナック、信越化学、レーザーテック、ディスコなどの株価の動きが指数に反映します。

日経平均は26日に約3000円下落しました。その内、アドバンテストの影響が約835円、ソフトバンクが約717円、キオクシアは約273円、東京エレクが約243円と、4銘柄で日経平均を約2000分の下げに寄与。

 

ヘッジファンドはこれらの銘柄に大量の売り買い入れることで、日経平均をコントロールしています。来週も大きく動きそうですね。

ヘッジファンドにより、日経平均が仕手株のように遊ばれています。彼らをやっつけるには、日経平均寄与度の高い20銘柄を昔のような立会にすること。そうすると、日経平均がコントロール出来なくなり、先物、オプションとの裁定も出来なくなります。

 

割高な銘柄をお持ちの方は、一度外してた方が良いかもしれません。AIバブルの崩壊が近いかもしれませんよ。

 

 

〇日本;NT倍率は17.50倍

NT倍率は日経平均が急伸したことで拡大。TOPIXに出遅れ感がでています。そろそろ割安銘柄を仕込む次期でしょう。TOPIX構成銘柄(1637)の587銘柄がPBR1倍割れ。TOPIXのイールドスプレッドはマイナス3%と割安感があります。AI相場が崩れると、資金は割安銘柄に向かうでしょう。

 

〇米国株;リスクオフ

ジャンク債のTスプレッドが拡大。リスクオフの動きです。半導体指数は前週比7.9%下落。AI関連銘柄も下落。資金は国債や投資適格債に流れています。

来週は雇用統計の週です。リスクオフの動きは続きそうです。

 

〇スペースXの社債;不人気

スペースXは23日に5年、7年、10年、20年、30年債の5銘柄を発行。発行額は250億ドル’約4兆円)と巨額。

セカンダリー市場では人気がなく、国債とのスプレッドは拡大傾向。格付けはBBBですが、市場ではBB近いスプレッドです。

〇キャタピラーコマツレシオ

キャタピラーの時価総額は74.31兆円でコマツ5.88兆円の12.62倍です。キャタピラーが売られ、コマツが買われた結果、倍率は若干縮小。復興が具体化されれば、この差は縮小するでしょう。

〇インド:石油価格下落が追い風

石油価格が下落、通貨ルピーは買い戻されています。一方、株式市場では、外国人投資家のインド株売り継続しています。

インド経済は今後も拡大します。インド株投資に最適な投資は積み立て。今のインドは昭和30年台の日本です。まだ、洗濯機、冷蔵庫、クラーなどの普及率は低いため、中間所得層の増加とともに普及率が高まっています。

モディ首相は2036年夏季5輪に立候補しました。決まれば、道路、鉄道のインフラが加速します。

 

 

データ:Bloomberg

国際公認投資アナリスト(CIIA)

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

AFP

藤井理

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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