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Tadashiポートの成績発表
米ハーバード大学寄付基金の運用成績がプラス2.9%(2022年7月-2023年6月)という記事がBloombergに出ていました。他のアイビーリーグよりも良い成績だったようです。
この期間の、ダウ平均はプラス10%、S&P500がプラス16%、ナスダックはプラス23%だったので大幅にアンダーパフォームしています。
運用の失敗はベンチャーキャピタルなどオルタナティブ資産のリターンが失速したためだそうです。
中身をみてみないと何ともえませんが、リスクが分散されていなかったのでしょう。
ちょっと情けない数字です。
2022年7月から2023年6月末の各国指数推移(2022年7月=100)
7月に公表された2022年度日本の「大学ファンド」の運用成績はマイナス0.6%とこれも情けない数字です。運用担当の技量が疑われてしまいます。
私のTadashiポートの成績(2022年7月-2023年6月)はプラス48%です。銘柄数は35柄(投資対象は世界の大型優良銘柄)に投資しています。
今年のリターンはいまのところ35%程度です。本格的に運用を開始した2018年6月からの騰落率は114%程度です。運用スタンスは「市場規模拡大が期待できる業界の雄一無二の割安銘柄に投資する」「割高な銘柄には投資しない」「バイ・アンド・ホールド」です。
トマ・ピケティの法則r>gを実感しています。 2022年7月から2023年6月末のTadashi Portと各指数の推移(2022年7月=100)
Tadashi Portと各指数の推移(2018年6月=100)
証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
国際公認投資アナリスト(CIIA)
AFP
藤井理
データ:Bloomberg
投稿者プロフィール
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大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
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