トヨタのPBRが1倍超え、次は誰だ!


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AI周辺銘柄が売られる中、ソフト企業や量子コンピュータ関連銘柄に資金が流れています。

ソフト関連では、SAPの株価は前週比プラス9.3%、セールスファ―スが同プラス8.0%、マクロソフトは同プラス17.5%。それでもまだ年初来の水準は回復していません。Trade Deskやパランティアの騰落率は1~2%程度。

大手デジタル広告代理店のTrade Deskの株価は年初比マイナス約52%で、S&P500指数のプラス9.2%を大きく下回っています。

広告業界は消費の消費行動がAIの普及により変化しています。消費者は商品購入する際、AIを活用するようになってきました。今後、AIを広告にどう取り込んでいくかが鍵となりそうです。

・半導体:まちまち

半導体関連銘柄はまちまちの動き。多くの関連銘柄が売られる中、アドバンテストは前週比12%上昇。来週も半導体関連は大きく動きそうです。特に週末STOP高のキオクシアに注目が集まりそうです。同社は8000億円の自社株買いと1対3の株式分割を発表したものの

期待されていた配当は実施されませんでした。株価はPTSで2000円安。貸借倍率は20倍と買残が貯まっています。期待先行型のフジクラのように上値にはどっさり売り物が待っています。

 

・日本;NT倍率が16.07倍に低下

今週は日経平均の下げがTOPを下回りNT倍率は縮小。それでもまだ約16倍と、過去と比較し高い水準です。日経平均はまだ割高感があります。なので、割高銘柄を追いかけはやめましょう。

・パナソニック:ソニーに追いつけ

パナソニックのPBRは年初1倍を下回っていました。現在は1.85倍まで買われています。

株価は年初比2倍以上に上昇。変われない企業のイメージが強いパナソニック。かつてのライバルソニーとの株価は拡大するばかりでした。ソニーは家電からゲームやソフト、エンターテイメント等、時代と共にセグメントを変化させ成長。株価も順調に成長してきました。一方、その間パナソニックの株価は低迷。PBR1倍割れは当たり前の状況でした。

2012年前後の株価水準は同水準でした。その時と比較するとソニーの株価は22倍、パナソニックは8倍と14倍の開きがあります。この差は何倍まで縮まるか?

営業利益率はソニーが16.7%、パナは9.1%、純利益率はソニーが12.05%に対しパナは6.6%。パナ、利益率を改善しなきゃね。

 

・キャタピラーVSコマツ

キャタピラーのAIバブルがはじける中、コマツ株が堅調に推移。さらに円高が進んだため

キャタピラーコマツレシオは9.1倍に縮小。キャタピラーの決算は8月4日です。キャタピラーの株価水準は割高なので、レシオは縮小方向にあります。キャタピラー売りのコマツ買い!

・韓国ETFと半導体指数(SOX)は強い相関

米国市場上場の韓国ETFは今週3.6%下落。このETFはMSCI25/50インデックのETFで、消費財、金融、ITセクターなどの企業で構成されています。

この2つの相関係数は0.74と強い相関にあります。年初来上昇率は両銘柄ともに53%。

 

 

 

・PBR1倍割れ;562銘柄(TOPIX)前週比6銘柄増

トヨタが買われPBRが1倍を上回ったため、PBR1倍割れで時価総額が一番大きいな銘柄はホンダ技研で時価総額が7.37兆円、PBRは0.54倍です。次が日本郵政で同6.7兆円、PBRは0.69倍。

PBR1倍銘柄で1週間の上昇率が高かった銘柄と騰落率は、沖縄電力で14.2%、次が小森コーポレーションで13%。

年初リターンでは、地銀の上昇率が目を見張ります。福井銀行が124.2%、大分銀行が99.4%、山形銀行が97.9%、阿波銀行が92.9%、四国銀行が92.1%、あいちFGが91.1%、愛媛銀行は90.1%と、年初来騰落率上位10位の7銘柄が地銀です。

先週、地銀の株価が下落しましたが、収益の改善も期待でき、PBR1倍割れ銘柄には投資しても良いと思います。

・コモディティ:円高が下落を後押し

日銀の円買い介入で円が変われ、前週比では3.9%円高が進みました。円高に加え、穀物価格が下落したため、円換算での商品価格は大きく下がりました。小麦は前週比8.2%、とうもろこしが7.6%、原油が7.7%、天然ガスは6.9%の下落。

・住宅ローン金利:固定が上昇

みずほ銀行の住宅ローン固定金利が0.15%上昇し、5.45%に。住宅ローンは固定か変動か、

個人的には今なら変動で良いかと思います。

インフレが心配なら、頭金で不動産株に投資し15年寝かせましょう。15年後には、頭金が10倍になり住宅を一括で購入できるかもしれません。

過去10年では大和ハウス、積水ハウス、住友林業の株価は1.75倍から約3倍に上昇しました(配当除く)。仮に1000万円(2100株)を大和ハウス株に投資した場合、年間36.9万円(現時点)の配当金も貰えます。慌てて家を買わなくてもいいのではないでしょうか。

資産は増やしてから使うようにしましょう。

日本株は益利回がマイナス。つまり、株が割安な状態です。

 

・インド:外国人買いは続く

インド株式市場は大型銘柄が中心に買われ、NIFTY50やセンセックス指数は2.5%程度上昇。

インドでは6月のローン残高が発表されました。ローン金額の伸び率(前月比)は、教育ローンが0.38%、カーローンが0.79%、住宅ローンは1.03%。ローン残高がもっとも多い住宅ローンが伸びました。インドでは住宅市場が拡大しています。

データ:Bloomberg

国際公認投資アナリスト(CIIA)

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

AFP

藤井理

 

 

投稿者プロフィール

タダシ
大学時代から株式投資をはじめ、証券会社のトレーダーとなる。以後、30年
金融畑一筋。専門分野は債券、クレジット。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)

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